勝手に深読み メリールー / SIX LOUNGE
みんなは歌を聴くとき、どんなふうに聴いてるだろう。歌詞を重視してるかもしれないし、音楽性を聴いてるかもしれないし、ごちゃごちゃ考えずに「好きだから聴く！」って人もいるかもしれない。あたりまえだけど聴き方なんて聴き手の数だけあって正解はなくて、それが音楽の良いところの一つだと思う。
俺は好きな歌を聴くとき、深読みしながら聴くことが多い。捻くれ者だから歌詞の意味を直接うけとらずに自分の好きなように解釈してうけとっちゃったりする。たぶんBUMPerはこういう聴き方すること多いんじゃないだろうか。藤原基央の歌詞って深読みしたくなるよねわかる。
そんなわけで今回はSIX LOUNGEの名曲「メリールー」を勝手に深読みして拡大解釈していこうと思う。最近この歌について誰かと話したいんだけど周りに知ってる人いないからここに書いちゃう。とりあえず聴いてみてほしい。
やっぱいいなすこすこすこ。ストレートに聴くと少し寂しがりで一途なの女の子（メリールー）と、強気で余裕のある男の子の恋愛の歌っぽい。ただよく聴いてみると、普通の恋愛の歌にしては少し違和感がある。たとえばサビ。
”””
メリールー
お前を抱きしめてやる
君の温もりがたまに欲しくなる
メリールー
眠いかい？抱きしめてやる
君の小さな身体
たまに思い出す風に乗って
”””
「たまに欲しくなる」とか「たまに思い出す」とかからわかるように、これは”君”が今は傍にいないことを示唆している。でも「死ぬときは君の隣」とも歌ってる。
これは、自ら命を絶ったかつての彼女への歌、だと俺は思う。
そう思って聴くとめちゃめちゃ切ないポイントがいっぱいでてくる。まず日本の歌において、
Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→ラスサビ
というのが一般的な進行なのに対してこの歌は
Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Bメロ→ラスサビ
と進行している。序盤はAメロBメロが多く、後半はサビが多いアンバランスな構成。
”””
漫画を読むあなたの横顔が好きよ
夢中になるその丸い目が愛しいの
いつも背中ばっかり追いかけているわ
迷いのないその背中が愛しいの
”””
先程のサビの歌詞と比べてみると、AメロBメロはかつての彼女の記憶であり、サビでは主人公が記憶の中の彼女に語りかけているように思える。
そうするとこのアンバランスな構成は、最初は彼女との日々を思い出していただけだった主人公が、段々と気持ちが抑えられなくなり、「眠いかい？抱きしめてやる」と記憶の中のその人に歌うようになり、ラスサビの後にはそのメッセージもなくなってただ「メリールー」と叫んでいると解釈できる。サビの「メリールー」は語りかけるような歌い方なのに対してラスサビ後の「メリールー」は叫ぶように歌っているのも相まってめちゃ切なくなる。すこ。
ラスサビの「死ぬなんてまだ考えたりもしない」の部分。これも「（君が）死ぬなんて（あの頃は）まだ考えたりもしない」に聴こえてくる。
そしてその直後、この歌で一番インパクトが強いであろう「ねぇ私大人になりたくない」の部分。俺の記憶にこのフレーズが強烈に残ったように、主人公にも彼女のこのセリフが強烈に頭に残ったのだろう。つまり、「ねぇ私大人になりたくない」と言って泣いている姿が、主人公が見た最後の姿なのかもしれない。この言葉は主人公が聴いた彼女の最後のセリフだったのかもしれない。彼女は、どうしようもなく変わっていく自分に耐えきれなかったのかもしれない。だからこそ今はいない”君”に対して、「死ぬときは君の隣」と言っているのかもしれない。色んな妄想が捗る。
歌詞に加え、気怠げなバンドサウンドとヤマグチユウモリの悲痛な歌い方がまたこういう妄想を膨らませてくれる。
言いたいことが言えて満足してきたしバイトの時間もそろそろ終わるから第一回勝手に深読み記事はここらで終わろうかな。最後まで読んでくれた人ありがとう、またね！
2021/06/06 エニアグラム
2回目にして3日サボっちゃった。毎日日記書くとはなんだったのか。言い訳するなら、生活習慣が終わってて0時を跨いで何かあることが多いから今日の話か次の日の話かわかんなくなってもう良いやってなってた。毎日は無理だからたまに最近の事を書くくらいのテンションで行くことにする。どこまでも自分に甘い男。
最近は性格診断(？)のエニアグラムにハマってた。9つのタイプごとにその人の特徴とか成長のヒントとか心理学的なアレコレがわかるやつで、自分はかなり当たってるし面白いから興味あったらやってみてね。
ちなみに俺はタイプ5ウィング4ってやつで、「偶像破壊者」とか「因習を破壊する人」みたいなイメージらしい。しきたりに囚われずに既存の何かをぶっ壊して新しい物を作る感じ。このタイプの有名人はアインシュタインとかジョンレノンとかで、まさに因習を破壊する人って感じ。まぁその他もろもろ良い所も悪い所も色々書いてるけどとりあえず割愛。
これやってて思ったのが、自分の悪いというか見たくない部分を受け入れて自分の一部として認めてやるのはすっっっごい難しいってこと。どうしても「そうじゃない」って思いたかったり、あえて「そうですけど何か？」みたいなスタンスになることで「見たくない部分を自覚できてる俺カッケー」に浸ってしまったり。そう言う部分を指摘された時に不快感を覚えるのは仕方ないことなんだけど、その不快感に流された行動をとってしまうのは多分よくなくて、もっとその不快感も自分の一部として受け入れてやりたい。その為の第一歩として、なんとなくわかってるけど見ないようにしてる部分をちゃんと見ることから始めようと思う。それなりにダメージは負うだろうけど、それも自分なんだと自覚しないと始まらない。それができたら、「確かに俺は〇〇ですけど！何か悪いか！」みたいな事をモヤモヤしながら言うのをやめて、見たくない部分もひっくるめて自分なんだって思えるように頑張ろう。それができればもっと気持ちよく「何か悪いか！」が言えるようになると思う。
思えばこの感覚は色んな尊敬するアーティスト達が色んな歌にして歌ってた気がする。webnokusoyaroは"レペゼン器用貧乏"で、BUMP OF CHICKENは"ダイヤモンド"(とか)で。彼らも同じようなハードルを越えていったんだろうか。だとしたら、このハードルを越えれば少しはなりた自分に近づける気がする。
ってことで最後にここで言っとく！俺は現在に満足できないし空虚を感じてるし自分を社会に必要ない人間だと思ってるし自己評価低いし判断が的確じゃないと自分が愚か者になると思ってるし自己表現が苦手！！
なんか悪いか！！！ばか！！！！
2021/06/03 Dさんとのプチ旅行
ブログ開設記念日&日記開始記念日。なんで始めようと思ったのかわかんないしいつまで続くのかもわかんないけどダラダラ書いていこうと思う。多方面に気を使わずに書くからなんか嫌なこと書いてたらごめんなさい、その時はアンチコメントでボロクソに叩いてください。あと今回は3日分を1つの記事にまとめてるから長いかも！
ここ3日くらいのハイライトはやっぱりフォロワーの方（Dさん）に運転してもらってプチ旅行に行ったこと。ぶっちゃけ超楽しかった。ネットで知り合った人と会うのは初めてじゃないからそこまで緊張はしなかったけど、筋肉ムキムキタトゥーバリバリ刈り上げ金髪グラサン黒金ジャージキティーちゃんのサンダルマジ卍あんちゃんが出てきたらどうしようっていう緊張はあった。で実際どうだったの！？って感じだけど、Dさんに外見についてのコメントはNGって言われてるからここで書くのは控えておく。気になる人は会ってみてね。ちなみにとある情報によると高橋一生に瓜二つらしい。
初日、目的地への道中はDさんとの会話が楽しすぎて途中爆睡してた。流石に会って1時間そこらで寝るのは失礼だろ！って自分に言い聞かせてたんだけど気づいたら寝てた。ごめんじゃん。
最初のうちは気まずかった沈黙にもだんだん慣れてきて、速度超過でポリ公に捕まって罰金払ったり、Kさんのキャス流したりしてるうちに兵庫についた。Dさんは自分で言ってた通りよく笑う人で、良く言えば愉快な人、悪く言えばゲラだった。
夜は大学時代唯一の友達の家に泊めてもらった。最初は「2、3ヶ月じゃそんな変わんねーなw」なんて言い合ってたけど、当時の話をしたり今の話をしたりしてるうちに、自分でも気づかないうちに変わってたんだって事に気づいた。福山雅治は”生きてる生きてく”の中で「子供の頃は大人になんてなれないのに大人になればときめくだけでいつでも子供になれる」って歌ってるけど、そいつと話してると数ヶ月前の自分すら二度と戻れない遠い存在だなって思えてしまった。別に変化が悪いわけじゃないし当たり前だけど、なんとなく寂しくて、後半はちょっとしんみりしながら酒飲んで思い出を語りながらどっちが先に寝よって言うのかのチキンレースしてた。
書くのがめんどくさくなってきた。大人気ブロガーのととさんと言えど900文字も書いたら疲れちゃった。とりあえず残り2日はDさんの大学を特定して周りを徘徊して、徘徊してたらなんの縁かそこの大学生と仲良くなったりして旅を感じてた。
フォロワーのH氏は今回のプチ旅行に誘ってもらえなかったのが相当お気に召さないらしく、割と本気で根に持ってそうだから次からDさんと遠出するときはH氏も誘う事にする。H氏も愉快な人で、あんまり旅行中はしゃがない俺からするとそういう存在は有り難かったりする。なんか癪だから本人には言わないけど。まぁ、今回よりもっと愉快な旅になる事は間違い無いだろうな。
とにかく、自粛続きの毎日から少しだけでも連れ出してくれたDさんには最大限の感謝。道中キャスで楽しませてくれた愛すべきいつメン共にも最大限の感謝。
初日記、終わり！！！
